無在庫販売は難しいです
こんにちはRYOです。本日もお読みいただきありがとうございます。
すっかり夏本番ですね。
子供の幼稚園も夏休みなので、妻が友達のところに連れっていったり、わたしはプールに連れてったり、毎日なにかと大変な日々が続いています。
さて、本日は無在庫販売の難しさについて話しとしたいと思います。
無在庫を管理するツール「HARU」を5年近く開発させていただいている身として分かったこと、また自分自身も無在庫販売のプレーヤーでもありますので、どのようにして進めているかという観点になります。
まず無在庫販売は在庫を持たないので資金がいらずリスクがなく初められるので、最初は無在庫からスタートする人が多いと思います。
ただ初めたはいいけど、やり方が分からず1~2ヶ月で辞めて行ってしまう人が大半を占めます。
実際に御本人に意見を聞いたわけでなくHARUを申込まれて、解約されるまでの期間が1~2ヶ月の人が多くいらっしゃるだけなのですが、多くの方が無在庫販売という販売方式に足を突っ込んだだけでに本質を知らずに離れていっていると思われます。
まず無在庫販売は競争者が多いので出品は多く出さないと話しになりません。
ebayであれば200、300は出していかないと駄目です。amazon輸出であれば5000、8000は必要になってくると思います。
そこからがスタートラインなのですが、実際には100品も出さずに売れない売れないと諦めていってしまうのです。
次に、出品数を増やすハードルはパスしてある程度は売れてくるフェーズになった人の話しに進みます。
月に粗利で10万円くらいは売れてきますが、たまにあるのが荷物の不着や、返品リクエストです。
物を販売しているからには避けて通れない業務なのですが、ここでつまづく人も多いようです。
荷物が不着だった場合は郵便局へ調査要求を出して買い手に状況を随時連絡する、返品リクエストだったら返送先の住所や、返金手順などを伝える、といった対応を英語で行う必要があります。
中にはキツいメッセージを送ってくる買い手もいますが、それは真摯に丁寧に対応しなければアカウントに傷が付きます。
そして返品になった商品ですが、これは仕入元に返品できるかを交渉しなければなりません。
商品はタグやメーカーシールなどが付いた新品状態でないと返品できませんので、もし不足するものが合った場合はヤフオク、メルカリに出品して裁かなければなりませんし、買い手には返金額を半額にしたりと交渉、調整して少しでも赤字を少なくします。
ここでも買い手とのやり取りは全て英語になってくるのですが、長年やってるといろんなケースに対応した実績が残ってくるので、それらをテンプレート化して返信するだけになってきます。
また様々なジャンルの商品を取り扱ってると予期せぬ商品が売れて、赤字になったり、航空便に載せれなかったりして、取引をキャンセルするケースも出てきます。
これらもキャンセル方法の手順がありますし、それらを淡々と処理するだけになってくるのですが。
しかしここでも多くの方はこれらハードルが乗り越えられずに挫折していってしまうのです。
次にそれらのハードルを乗り越えたとして、販売規模も月に30万円以上の粗利が出せるようになってくると、今度はマンパワーが足りなくなってきます。
日々多くの商品が売れてくると、仕入れ処理や、発送処理、顧客対応、在庫管理など、物の販売量が多くなれば比例してそれらも多くなってきます。
よく言われるのが外注化ですが、ここで誤ったことをする人が多いようで、それは外注さんの単価を安くしすぎるということです。
それぞれの業務の相場はランサーズやクラウドワークスを見ればわかるのですが、わたしはそれら相場の2倍、3倍のお給料を設定しています。
さらには売れ行きがいい月は、臨時ボーナスで3000円の金券やお中元などを送ったりしています。
それくらい外注さんには手厚く対応したほうがいいです。どんなに単純な作業であってもです。
物販をやってるとクレジットカードや仕入先のポイントが貯まりますよね。それらは全て外注さんにお礼として渡してもいいと思います。人は一番大切にするべきだと思います。
色々書いてきましたが、無在庫販売は要するにいかに細かいタスクをうまくコントロールできるかに尽きると思います。
リサーチや、出品数を増やすにはどうすればいいか、英語の壁をどうすれば乗り越えれるか、荷物が不着の場合の対応方法は、返品になった場合の対応は、返品された商品の処理方法は、外注さんとのコミュニケーションをいかに上手にするか、などなど。
わたしも無在庫ではなく有在庫もやってたりしますが、無在庫と比較すると有在庫がいかに簡単か分かります。
FBA販売なんて仕入れ先が確保できればあとはFBAに送れば勝手に売れていくので、日々行うのは仕入先にFAXして発注したり、商品にシールを貼って発送したり、FBAという自動販売機の補充をするだけの業務です。
さすがに仕入先の開拓は電話して取引可能か交渉する必要がありますが、これもやってることは同じことの繰り返しなので、マニュアル化すれば中学生以上であれば十分やっていけると思います。
中古カメラの転売もそうです。売れる個体が分かれば同じものを繰り返し仕入れればいいだけなので、それらの知識、実績を増やしていけば右肩上がりに売上は伸びます。
ということで無在庫販売という販売方式は一見簡単そうに見えますが、じつはとても難しいビジネスなんです。
しかし各種ハードルを乗り越えさえすれば、あとは月に40万、50万としっかりとした収入の柱になってくるのも事実です。
HARUを使っていただいているユーザーさんですが、上述の通り、1~2ヶ月で辞めて行く人が50%くらい、残りの25%くらいの方は1年以内に、そして残りの25%くらいの人が2年以上継続してビジネスを伸ばされていってる人のようです。
それくらい厳しいビジネスプラットフォームなんだと思いますが、継続は力なりという言葉にもあるように1ヶ月、2ヶ月で辞めるのはとても勿体ないです。
少しづつでもいいのです。少なくとも1年、2年は続けてみて、わたしも各種ノウハウを持ち合わせていますので、もし困ったことなどあればお声がけいただければ何かアドバイスができるかもしれません。
また「おもてなし」という多くの物販プレーヤーが集まるチャットワークのグループも運営していますので、参加されたい人はいつでもご連絡ください。
それでは本日はこのあたりで。
すっかり夏本番ですね。
子供の幼稚園も夏休みなので、妻が友達のところに連れっていったり、わたしはプールに連れてったり、毎日なにかと大変な日々が続いています。
さて、本日は無在庫販売の難しさについて話しとしたいと思います。
無在庫を管理するツール「HARU」を5年近く開発させていただいている身として分かったこと、また自分自身も無在庫販売のプレーヤーでもありますので、どのようにして進めているかという観点になります。
まず無在庫販売は在庫を持たないので資金がいらずリスクがなく初められるので、最初は無在庫からスタートする人が多いと思います。
ただ初めたはいいけど、やり方が分からず1~2ヶ月で辞めて行ってしまう人が大半を占めます。
実際に御本人に意見を聞いたわけでなくHARUを申込まれて、解約されるまでの期間が1~2ヶ月の人が多くいらっしゃるだけなのですが、多くの方が無在庫販売という販売方式に足を突っ込んだだけでに本質を知らずに離れていっていると思われます。
まず無在庫販売は競争者が多いので出品は多く出さないと話しになりません。
ebayであれば200、300は出していかないと駄目です。amazon輸出であれば5000、8000は必要になってくると思います。
そこからがスタートラインなのですが、実際には100品も出さずに売れない売れないと諦めていってしまうのです。
次に、出品数を増やすハードルはパスしてある程度は売れてくるフェーズになった人の話しに進みます。
月に粗利で10万円くらいは売れてきますが、たまにあるのが荷物の不着や、返品リクエストです。
物を販売しているからには避けて通れない業務なのですが、ここでつまづく人も多いようです。
荷物が不着だった場合は郵便局へ調査要求を出して買い手に状況を随時連絡する、返品リクエストだったら返送先の住所や、返金手順などを伝える、といった対応を英語で行う必要があります。
中にはキツいメッセージを送ってくる買い手もいますが、それは真摯に丁寧に対応しなければアカウントに傷が付きます。
そして返品になった商品ですが、これは仕入元に返品できるかを交渉しなければなりません。
商品はタグやメーカーシールなどが付いた新品状態でないと返品できませんので、もし不足するものが合った場合はヤフオク、メルカリに出品して裁かなければなりませんし、買い手には返金額を半額にしたりと交渉、調整して少しでも赤字を少なくします。
ここでも買い手とのやり取りは全て英語になってくるのですが、長年やってるといろんなケースに対応した実績が残ってくるので、それらをテンプレート化して返信するだけになってきます。
また様々なジャンルの商品を取り扱ってると予期せぬ商品が売れて、赤字になったり、航空便に載せれなかったりして、取引をキャンセルするケースも出てきます。
これらもキャンセル方法の手順がありますし、それらを淡々と処理するだけになってくるのですが。
しかしここでも多くの方はこれらハードルが乗り越えられずに挫折していってしまうのです。
次にそれらのハードルを乗り越えたとして、販売規模も月に30万円以上の粗利が出せるようになってくると、今度はマンパワーが足りなくなってきます。
日々多くの商品が売れてくると、仕入れ処理や、発送処理、顧客対応、在庫管理など、物の販売量が多くなれば比例してそれらも多くなってきます。
よく言われるのが外注化ですが、ここで誤ったことをする人が多いようで、それは外注さんの単価を安くしすぎるということです。
それぞれの業務の相場はランサーズやクラウドワークスを見ればわかるのですが、わたしはそれら相場の2倍、3倍のお給料を設定しています。
さらには売れ行きがいい月は、臨時ボーナスで3000円の金券やお中元などを送ったりしています。
それくらい外注さんには手厚く対応したほうがいいです。どんなに単純な作業であってもです。
物販をやってるとクレジットカードや仕入先のポイントが貯まりますよね。それらは全て外注さんにお礼として渡してもいいと思います。人は一番大切にするべきだと思います。
色々書いてきましたが、無在庫販売は要するにいかに細かいタスクをうまくコントロールできるかに尽きると思います。
リサーチや、出品数を増やすにはどうすればいいか、英語の壁をどうすれば乗り越えれるか、荷物が不着の場合の対応方法は、返品になった場合の対応は、返品された商品の処理方法は、外注さんとのコミュニケーションをいかに上手にするか、などなど。
わたしも無在庫ではなく有在庫もやってたりしますが、無在庫と比較すると有在庫がいかに簡単か分かります。
FBA販売なんて仕入れ先が確保できればあとはFBAに送れば勝手に売れていくので、日々行うのは仕入先にFAXして発注したり、商品にシールを貼って発送したり、FBAという自動販売機の補充をするだけの業務です。
さすがに仕入先の開拓は電話して取引可能か交渉する必要がありますが、これもやってることは同じことの繰り返しなので、マニュアル化すれば中学生以上であれば十分やっていけると思います。
中古カメラの転売もそうです。売れる個体が分かれば同じものを繰り返し仕入れればいいだけなので、それらの知識、実績を増やしていけば右肩上がりに売上は伸びます。
ということで無在庫販売という販売方式は一見簡単そうに見えますが、じつはとても難しいビジネスなんです。
しかし各種ハードルを乗り越えさえすれば、あとは月に40万、50万としっかりとした収入の柱になってくるのも事実です。
HARUを使っていただいているユーザーさんですが、上述の通り、1~2ヶ月で辞めて行く人が50%くらい、残りの25%くらいの方は1年以内に、そして残りの25%くらいの人が2年以上継続してビジネスを伸ばされていってる人のようです。
それくらい厳しいビジネスプラットフォームなんだと思いますが、継続は力なりという言葉にもあるように1ヶ月、2ヶ月で辞めるのはとても勿体ないです。
少しづつでもいいのです。少なくとも1年、2年は続けてみて、わたしも各種ノウハウを持ち合わせていますので、もし困ったことなどあればお声がけいただければ何かアドバイスができるかもしれません。
また「おもてなし」という多くの物販プレーヤーが集まるチャットワークのグループも運営していますので、参加されたい人はいつでもご連絡ください。
それでは本日はこのあたりで。
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