会社退職と会社設立 (後半)
こんにちはRYOです。本日もお読みいただきありがとうございます。
前半からの続きの内容になります。
前回は2013年~20114年の個人事業主としてのebay輸出、2015年前半の開発会社への就職について書きました。
今回は2015年後半より勤めたフィールドエンジニアの仕事からです。
まず雇用形態は正社員ではなく社会保険、雇用保険は付いてるものの、時給換算のパート社員というものでした。
時給は1100円だったので1月働いても20万円行くか行かないかで、これだけで家族3人を養える収入ではありませんでしたが、給料は安くてもある程度自分の時間や家族との時間を確保できるなら、その空いた時間で副業のebay輸出、プログラム開発も出来るかなという単純な発想です。
これが悪夢の始まりだったわけですが・・。
仕事の内容としては、プリンター、パソコンの修理、時々それらの設置というもので、1日に3~4件、お客さんの所へ訪問するフィールドエンジニアという仕事です。
フィールドエンジニアは20台の頃に7年ほどやっていたので、すぐに感を取り戻して仕事内容としては合っていたのですが、問題はカバーエリアの広さがありました。
四国の香川が所属拠点ですが、そこから徳島、高知までが対応エリアで、さらに時々愛媛にも応援に行くという、ほぼ四国全域が対応エリアなのです。
1日のタイムスケジュールとしては、朝一高知で仕事であれば、朝7時には直行で家を出て、9時頃に高知で1件目、その後高知で2件目を終わらせ、夕方頃に香川で1件片付ける、そして事務所に戻って事後処理や、翌日の準備を行ったりで、終業は8時くらいが平均でした。
徳島で仕事であれば、徳島が終わってから香川に戻ってという感じですが、時には徳島から高知に飛ぶこともあります。
逆に香川で仕事終わった後、高知や徳島へ行ったはいいが、トラブって作業が長引いて、終わったのが19時だったりということも日常茶飯事でした。
朝7時から夜8時というと、一般の会社勤めであれば当たり前の勤務時間かもしれませんが、対応エリアの広さによる移動距離、移動時間が1日の大半を占めているので、1日の平均走行距離は200kmくらいになり、その長距離ドライブが相当にきつかったです。
電車や新幹線の移動であれば寛げるので、食事を取ったり、仮眠を取ったりできますが、高速道路の運転は常に気を引き締めてないと危険を伴いますし、なんせ眠くても次のお客さんが待っているので仮眠も取れず、コーヒーやフリスクをがぶ飲みで移動するしかありませんでした。
移動中は移動中で、コールセンターからは別の障害の連絡が入ってきたり、今後の作業の準備のために本社サイドへ電話して確認しながら走ったりと、とにかく気の休まる暇もなく、慌ただしく過酷な仕事でした。
繁忙期の12月頃や棚卸しの3月頃などは特に酷く、わたしはまだパートだったので仕事量は多くないほうだったのですが、社員への昇格の話しも出てきたのですが、社員の人を見ていると、夜間作業や、休日出勤も当たり前で、休日に仕事はなくても待機は必ず行わなければならず、もし緊急の連絡が入れば、そこから高知や徳島へ走っている姿を見てると、こんな会社で上に上がっていっても地獄が待っているだけだなと、いつしか俯瞰的に見るようになっていきました。
前職の開発会社、そしてフィールドエンジニアの仕事、どこにいっても会社寄りでワークライフバランスなんてあったもんじゃない、そんなものかもしれませんね。
そんな中、2016年後半に新しい人が入ってきたので、1年ちょっと経った2016年の年末に辞めて独立したいという意向を会社に申し出ました。
幸いに、忙しいながらも朝は5時に起きて、また帰宅後もセコセコと副業の時間に充てていたこともあり、副業の収入だけで50万以上をコンスタントに稼げるようになっていました。
またパート収入であった20万円くらいは、会社に行ってた時間を事業に充てればすぐに取り戻せるでしょう。いやそれ以上に稼げるように頑張らなくてはいけません。
目標はまずは月収100万円ですが、それは通過点に過ぎません。長くなってきたので、会社設立と今後の展望については次回にしたいと思います。
やっぱり会社の話しを書くと暗い話しになってしまいますね。でもこれが現実なんですよね。どこの会社に勤めていても何らかしら、しんどい面があり、みんな我慢しながら働いているのだと思います。
まわりの人達を見ていても、旦那さんは遅くまで残業、奥さんも昼間はパートに出ていたり、共働きだったり。そういう暮らしが当たり前になっています。
みんなが希望に満ち溢れていて、いい学校、いい会社に入れば安泰といった高度成長期はとうに終わってます。シャープや東芝のような大企業であっても倒れてきているる世の中です。
これからは個人で稼げる力を身に着けなくては過酷なラットレースな人生が待っているだけだと思います。そんな人生嫌ですよね?がんばりましょうね。
それでは本日はこのあたりで。
前半からの続きの内容になります。
前回は2013年~20114年の個人事業主としてのebay輸出、2015年前半の開発会社への就職について書きました。
今回は2015年後半より勤めたフィールドエンジニアの仕事からです。
まず雇用形態は正社員ではなく社会保険、雇用保険は付いてるものの、時給換算のパート社員というものでした。
時給は1100円だったので1月働いても20万円行くか行かないかで、これだけで家族3人を養える収入ではありませんでしたが、給料は安くてもある程度自分の時間や家族との時間を確保できるなら、その空いた時間で副業のebay輸出、プログラム開発も出来るかなという単純な発想です。
これが悪夢の始まりだったわけですが・・。
仕事の内容としては、プリンター、パソコンの修理、時々それらの設置というもので、1日に3~4件、お客さんの所へ訪問するフィールドエンジニアという仕事です。
フィールドエンジニアは20台の頃に7年ほどやっていたので、すぐに感を取り戻して仕事内容としては合っていたのですが、問題はカバーエリアの広さがありました。
四国の香川が所属拠点ですが、そこから徳島、高知までが対応エリアで、さらに時々愛媛にも応援に行くという、ほぼ四国全域が対応エリアなのです。
1日のタイムスケジュールとしては、朝一高知で仕事であれば、朝7時には直行で家を出て、9時頃に高知で1件目、その後高知で2件目を終わらせ、夕方頃に香川で1件片付ける、そして事務所に戻って事後処理や、翌日の準備を行ったりで、終業は8時くらいが平均でした。
徳島で仕事であれば、徳島が終わってから香川に戻ってという感じですが、時には徳島から高知に飛ぶこともあります。
逆に香川で仕事終わった後、高知や徳島へ行ったはいいが、トラブって作業が長引いて、終わったのが19時だったりということも日常茶飯事でした。
朝7時から夜8時というと、一般の会社勤めであれば当たり前の勤務時間かもしれませんが、対応エリアの広さによる移動距離、移動時間が1日の大半を占めているので、1日の平均走行距離は200kmくらいになり、その長距離ドライブが相当にきつかったです。
電車や新幹線の移動であれば寛げるので、食事を取ったり、仮眠を取ったりできますが、高速道路の運転は常に気を引き締めてないと危険を伴いますし、なんせ眠くても次のお客さんが待っているので仮眠も取れず、コーヒーやフリスクをがぶ飲みで移動するしかありませんでした。
移動中は移動中で、コールセンターからは別の障害の連絡が入ってきたり、今後の作業の準備のために本社サイドへ電話して確認しながら走ったりと、とにかく気の休まる暇もなく、慌ただしく過酷な仕事でした。
繁忙期の12月頃や棚卸しの3月頃などは特に酷く、わたしはまだパートだったので仕事量は多くないほうだったのですが、社員への昇格の話しも出てきたのですが、社員の人を見ていると、夜間作業や、休日出勤も当たり前で、休日に仕事はなくても待機は必ず行わなければならず、もし緊急の連絡が入れば、そこから高知や徳島へ走っている姿を見てると、こんな会社で上に上がっていっても地獄が待っているだけだなと、いつしか俯瞰的に見るようになっていきました。
前職の開発会社、そしてフィールドエンジニアの仕事、どこにいっても会社寄りでワークライフバランスなんてあったもんじゃない、そんなものかもしれませんね。
そんな中、2016年後半に新しい人が入ってきたので、1年ちょっと経った2016年の年末に辞めて独立したいという意向を会社に申し出ました。
幸いに、忙しいながらも朝は5時に起きて、また帰宅後もセコセコと副業の時間に充てていたこともあり、副業の収入だけで50万以上をコンスタントに稼げるようになっていました。
またパート収入であった20万円くらいは、会社に行ってた時間を事業に充てればすぐに取り戻せるでしょう。いやそれ以上に稼げるように頑張らなくてはいけません。
目標はまずは月収100万円ですが、それは通過点に過ぎません。長くなってきたので、会社設立と今後の展望については次回にしたいと思います。
やっぱり会社の話しを書くと暗い話しになってしまいますね。でもこれが現実なんですよね。どこの会社に勤めていても何らかしら、しんどい面があり、みんな我慢しながら働いているのだと思います。
まわりの人達を見ていても、旦那さんは遅くまで残業、奥さんも昼間はパートに出ていたり、共働きだったり。そういう暮らしが当たり前になっています。
みんなが希望に満ち溢れていて、いい学校、いい会社に入れば安泰といった高度成長期はとうに終わってます。シャープや東芝のような大企業であっても倒れてきているる世の中です。
これからは個人で稼げる力を身に着けなくては過酷なラットレースな人生が待っているだけだと思います。そんな人生嫌ですよね?がんばりましょうね。
それでは本日はこのあたりで。
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